これは良好につきます。
日本はカンボジアが本当に苦しく、復興中に色々援助したおかげで、日本の評判はいいです。
私がいたプノンペン市水道局は多分東南アジアでも優秀部類に入ります。主に北九州市水道局が援助していたのですが、20年前の水質は、タイバンコクとくらべものにならないくらい、よかったです。任国外旅行でバンコクに行ったときは、水がくさいな、と思いましたが、プノンペンではそんなことはなかったです。こういうことがあるので、カンボジア国内はもちろん国外でもプノンペン市水道局は指導的力を発揮しています。
特に北九州市は有名で、私は福岡に住んだことがあったので(今はすっかり定住しましたが、兵庫県人です)、クロン キタキュウシュウ ナゥ クノン カエ フクオカ(北九州市は福岡県にある)というと、うそだ! 北九州県ではないのか、といわれました。
また、ある時、戦時中に日本軍が迷惑かけたね、というと、『日本はよくやってくれたが、負けたので、俺らは引き続きフランスに支配されたんや。何で負けたんや』と言われました。とかく日本の教科書は、自虐的ですが、現地に行くとそうではない、ということが分かります。色々あったけど、ご先祖が築いた評価は、我々が受け継ぐ必要があると痛感しました。インドネシアでは色々現地で整備したそうですが、負けてオランダが戻ってきてひどい目にあったということも聞いたことがあります。台湾では南部に八田与一先生がダムを作って、不毛地帯が一気に穀倉地帯に変わったということで、現地には八田先生の銅像があるそうです。パラオをまたそうです。