私も2~30歳は悩みが多かったです。転機は阪神大震災の経験を基に、バイオ専攻から水技術者になったこと。それとこれが大きい。29歳で青年海外協力隊に参加したことです。
派遣前に3か月、違う国、違う職種の人と研修所で共同生活、そして言葉も通じない途上国へ派遣。劇的に性格ほか変わりましたね。みなさんも悩んで死にそうな思いをするなら、劇薬ですが、お試しあれ。
合わなけば、途中で辞めて帰国すればいいし、現に、何割かはいます。食があわない、人があわない、など理由は多いです。
何も2年貫徹しなければならない、という法律はありません。気軽な気持ちで応募すればいいのです。私の場合も、カンボジアという当時イメージが悪い国だったので、母は反対しましたが、父は最終的には賛成してくれました。
いく前後では、こうも考え方が変わるのか、というくらい変わりました。悩んでいたことがアホらしく感じますよ。
カンボジア語で、アッパニハー(問題ない、気楽にいこう)は座右の銘になりました。ちなみにタイ語ではマイペンライ、ラオス語ではボーペンニャンといいます。