日本には、さまざまな国家資格がありますが、技術分野の最高峰が技術士です。
技術に応じて、色々な分野がありますが、最も人数がいるのは建設部門です。
ゼネコンでこれを持っていると、ワンランク上の技術者として扱われます。他に、日本の上下水道のインフラを支える上下水道部門や、航空宇宙部門というのもあります。技術を経営視点からマネジメントする総合技術監理部門は、技術士の中の技術士と呼ばれ、他の部門を横断してさらにワンランク位置する部門です。
技術士法という方があり、第二条に『この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。』と規定されています。
このように、弁護士ほど有名ではありませんが、日本の技術を下支えし、改良する人間であることを国家が保証している資格です。