フォーラム記事

赤石維衆
2022年1月20日
In 技術フォーラム
私の水技術者としての原点は、本ホームページでも述べていますが、阪神大震災で、水に苦労したのを見たからです。食料などは運搬でなんとかなりますが、どうしようもないのが、トイレです。人間、おしっこやうんこは我慢できません。災害に強い、簡単で小さな処理装置ができないか、というのが私の原点で、水コンサルタント会社(河川、湖沼)、浄水器メーカ、浄化槽メーカ、ろ過機メーカとわたり歩き、カンボジアで浄水場に勤務したこともあります。特許を何報か書いていますが、もっと簡単に水処理技術のアイデアが広くいきわたれば、というのが本事業(アイデアマーケット)を立ち上げた理由です。私自身は技術士なので、特許を書くことができますが、ほとんどの人には特許は敷居が高いです。もっと簡単にアイデアを知ってもらい、結果としてお金が少しでも入ればいいな、と思う人が多くいると思います。この辺りは別稿で述べるとして、水に関しては画期的なアイデアがあるので、特許申請後、本ホームページに公開しようと思います(先に公開すると特許の条件である新規性がなくなるので)。
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赤石維衆
2022年1月20日
In 技術フォーラム
今となっては、うんこやおしっこのような汚物は、肥料に再利用されることなく、下水道や浄化槽に行きます。 共に同じような処理をしていて、まずは流量調整槽と呼ばれる大きな槽にためられます。ここから一定の量が次の生物処理槽に移動します。ここではばっ気と呼ばれるエアレーションがされて、空気中の酸素の力を使って、槽内の微生物が、汚物を分解します。その後、沈殿やろ過で、分解産物が除去されて、これらがなくなった水が、消毒の上放流されます。このように、汚物の処理は微生物の力を使っています。除去された分解産物は、汚泥として、埋め立て処理されますが、最近では肥料としてホームセンタで売っています。栄養豊富なので、植物の生育にはとても良いです。我が家でも使っていますが、通常の肥料より安く、肥育もよいみたいです。もっと皆さんも使いましょう。
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赤石維衆
2022年1月20日
In 技術フォーラム
うんこやおしっこのような汚物は、どうなっているのでしょう。江戸時代、日本人の多くが長屋に住んでいて、共同便所での汚物は、農家に肥料として売られたらしいです。便所の汚物は大家の所有物になり、結構な金額で売れたらしいです。大家と喧嘩した店子が、『もう長屋でくそしてやんねぇ』と啖呵を切った笑い話があります。ちなみに、武士はいいものを食べていたのでということで、町民のうんこより高値で売れたらしいです。当時、ヨーロッパから来ていた宣教師は、江戸の町は世界一清潔と評していました。当時のヨーロッパ、たとえばフランスでは、宮殿でさえも満足にトイレがなく、そこらかしこに糞尿を垂れていたそうで、あまりにも臭うので、ごまかすために香水が発達したらしいです。ちなみに汚物はおまるにしていて、2階の人は、平気でおまるの汚物を道に捨てていたらしいです。うっかり道を歩いていると、空からうんこが降って、頭がうんこまみれになった、という話もあります。我々の祖先はなんて清潔だったのでしょう。このことは誇りに思ってもよいです。今や再利用されずに汚物はトイレで流されてバイバイと下水に流れていきます。
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赤石維衆
2021年11月11日
In メインフォーラム
本ホームページはアイデアの売買の場です。 みなさん、アイデアって大仰に考えていませんか? 極端に言えば、人間が思いつくもの全てがアイデアです。 でも、誹謗中傷や悪口は、社会の向上につながらないので、ここでは以下のものとします。 ・一般的にアイデアと呼ばれるもの:新しい商品やサービスのい内容、概要、コンセプト ・既存の商品、サービスの改善方法 ・料理レシピやデザインなど ・新しい行動とそれによって生み出される心身の改善(例:手をこう動かすだけで、ダイエット効果がある) ・商品やサービスのキャッチコピーやキャッチフレーズ こんなところでしょうか。とにかく『これはアイデアかな?』と悩む前に投稿することです。購入者がいれば、それがあなたにとって何事でもなくても、購入者にとっては有意義なものであるからです。このことによって、あなたは利益を得られ、購入者は有意義な情報が得られ、利益は社会貢献になる、と近江商人が昔言っていた、『売手ヨシ、買い手ヨシ、世間ヨシ、三方ヨシ』になります。とにかく、一歩を踏み出しましょう。
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赤石維衆
2021年10月23日
In メインフォーラム
本HPはアイデアを売買する場です。ではアイデアって何でしょうか?極端に言えば人間が考える創造物です。 まず、浮かぶのが新しい商品やサービスについてです。『こうすれば、新しい商品ができる』というものです。ですが、これだけではありません。既存の商品・サービスの改善案、料理のレシピ、さまざまな種類のデザイン、既存商品・サービスの講評と改善案、新しい行動方法(極端な例をいうと、歩き方一つを変えることでダイエットになるとか)、それが及ぼす心理的な改良点などなどです。創作物(小説、漫画)はそれに応じた発表の場がありますので、ここでは対象としていませんが。 日本は、先進国と呼ばれますが、肝心な技術では追い抜かれつつあります。資源が乏しい国ですので、このままでは座して衰えを待つしかありません。もう日本が諸世界に対抗する競争手段はないのでしょうか? いやあります。日本は幸い平均的な教育水準が高いため、識字や基本的な数値は難なくこなせます(カンボジアは識字が低く苦労します)。しかも、品質にはうるさい国民です。きっと頭脳にひらめくアイデアも多いはずです。本人がそれをアイデアと認識していないこと、アイデアに対する評価が低い(企業でも前例主義で新規のアイデアは受け入れてもらえないのに、アイデアを出せという矛盾に誰も気づいていません)、たまにアイデア買い取りとあっても商品化が条件だったり、少ない金額だったりします。 企業の方も、外部から簡単にアイデアを入手すれば、優秀な従業員がそれにヒントを得て、競争力の高く高付加価値商品やサービスを生み出すことができます。 みなさんももっとアイデアをだして、企業がよりよいものをつくるのに協力すると、その対価がもらえる仕組みがないか、と思っていました。ないなら、自分で作ろうと思ったのが理由です。しかも、得られた利益は、公益に回すことで、アイデア立国の好循環をつくることができます。これを私は、『衆知報国』と呼んでいます。 まさに、近江商人の三方ヨシを実現する方法です。 このアイデアという武器は、日本に残された数少ない武器です。海外に行くとわかりますが、日本では当たり前のが、海外では貴重な技術であったり情報であったりします。 是非、この『衆知報国』を実現しましょう。
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赤石維衆
2021年10月23日
In 技術フォーラム
写真はカンボジア プノンペン市水道局のチュロィチャンワー浄水場です。汚濁物を凝集剤と混ぜて、塊になった汚濁物を沈殿池と呼ばれるプールに入れ、塊を沈殿させます。きれいになった上澄みを今度は、砂ろ過に通します。写真は奥が沈殿池で、上澄みを流して、手前の砂ろ過槽に持ってきています。 下の方でろ過した水を集めて、塩素で消毒の上、配水しているわけです。 水道の原理は、思ったより簡単でしょう。ですから、もともとの水があまり汚れていないことが重要なのです。環境保全の重要性や、河川、湖沼の水質浄化が重要なのはここにあります。何も魚が住みやすい、とか見た目がよく散歩に向いているとか、抽象的な意見もですが、もっと直接的に、みなさんが使っている水道水の品質を担保するのに重要だからです。もし、これが汚れている場合、たとえば、シンガポールでは水資源自体が少ないので、下水を水道化していますが、膜処理などの高度処理をつかっているため、(これをニューウォータといっているようです)維持管理費が高くなります。 日本の水道が比較的多く、水質もよく、安いのは、このように元の水がある程度きれいだからにほかなりません。 みなさんも環境は、一部の人の問題ととらえずにこのように考えてみてはいかがでしょうか。
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赤石維衆
2021年10月20日
In メインフォーラム
料理1と同じく、日本人にぴったりの料理です。 アオサ(岩ノリ)のスープです。アオサはチーチャイといいますので、スガォチーチャイといいます。
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赤石維衆
2021年10月20日
In メインフォーラム
写真は、ニガウリのスープです。ニガウリの中に豚肉のミンチが入っています。日本人に合うスープです。 スープはスガォ ニガウリはムレァ 豚肉はサィチュルークなので、カンボジア語で、スガォムレァサィチュルークといいます。
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赤石維衆
2021年10月20日
In 技術フォーラム
排水溝が目詰まりしたとき、ワイヤー状の洗浄ブラシを入れたことありませんか?排水溝の目詰まりの原因は、大きくは油です。油は牛脂などは常温で固体ですが、サラダ油は液体ですよね。でも油は油です。 飽和油と不飽和油って聞いたことありませんか?これは油分子の中の炭素同士の結合形態によるものです。 炭素原子は、不対電子数の関係(ここまでやると細かすぎるので別稿に譲ります)で、手が4本です。この手に色々な原子や分子が付きます。ちなみに酸素は2本です。酸素の2本が炭素の2本と結合し、それが2つ酸素がある状態がCO2つまり二酸化炭素です。本題に戻ると、飽和とは、この炭素が1本1本違うものと結合している状態で、不飽和とは、4本nうち、2~3本がお互いの結合に使われている状態です。つまり、2人がお互いに両手で結びあっている状態です。飽和状態はこれ以上他が結合できませんが、不飽和は片方ずつ手を放して、別のものをつかむことができるため、一般的に他とつながりやすい、特に液体であることが多いです。このため、不飽和油は液体なのです。しかし、水中には、特に排水には色々なものが混じっており、不飽和の場所に結合しようとします。これが結合すると飽和状態になり、これ以上結合しません。このような状態であるため、飽和になると固体化しやすくなります。 これが、サラダ油のような液体を流しても排水溝に、塊として付着する原因です。 これを防ぐには、他と会合する頻度を少なくすることです。具体的には、大量の水で希釈することです。油を下水の排水溝に流したら、そのあと水を流しましょう。
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赤石維衆
2021年10月20日
In 技術フォーラム
ダムの底の方は目で当然見ることができません。でも水質面からある程度予測できます。 水質でも一番の指標は別稿でも示していますが、溶存酸素です。酸素は生物に必須なものですから、酸素が少ない(貧酸素といいます)では、魚介類は少ないか、いません。 この溶存酸素は、季節によって底の方は大きく違います。 端的に言うと、夏冬は貧酸素で、春秋は比較的酸素が多いです。これには水温が大きく絡んできます。夏冬は気温が水温より大きく高い、あるいは低いので、ダムの上の方が気温に近くなります。しかし、底の方は気温の影響を受けにくいです。このため、上と底で水温が大きく異なります。このため、水が上と底で混ざりくく、その結果、空気から酸素が供給される上の方の水が底にいかないため、底の方は酸素の供給がない、つまり貧酸素になるわけです。水温が上下で混ざらないため、水温の境目ができます。例えば夏は、表面や上の方の水は30℃くらいですが、ある深さになると急に温度が低くなり、10℃くらいになることがあります。この境目を水温躍層といいます。この結果、夏冬では底の方は貧酸素のため、当然魚などの生物はとても少ないか、いません。釣りをする人はこのことを知っておけば、魚は水温躍層の上にいることが分かります。つまり、底まで針をたれてもつれません。また、貧酸素になると、底の土壌中から、重金属が溶出しやすいので、下流で取水している浄水場や工場は要注意です。 なお、春秋は鉛直方向に回転が起きて、水が混ざるため、このような現象は少なくなります。
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赤石維衆
2021年10月19日
In 技術フォーラム
別稿の嫌気好気で示したように溶存酸素量(DO)は水の状態を把握するのによく使われる指標です。 この測定分析には大きく2パターンがあります。 ①隔膜法:隔膜を通過するDOによって電極の電位が変化するので、それを測定する方法。最も一般的な方法と言えます。 定期的に膜を交換すると同じく、内部液も減少するので補充してやります。 ②固定法:フラン瓶という特殊な形状をした瓶に採水して、1液、2液をおのおの1滴ずつ添加します。そうすると、DOが化合して、肌色の沈殿物が生じるので、分析室に持ち帰り、浄水試験法などに基づいて、滴定し、滴定量からDOを算定します。ひと昔の河川などのDOは本方法で測定していました。細最近では少ないようです。 あと、吸光度を測定することでDOを測定する方法が最近で出したようです。 ①が最もポピュラーですが、隔膜に常にフレッシュな水が触れている必要があるので、電極部分をゆっくり回しながら、値の振れが変化しなくなる中央値を読みます。これは、値が一定値に落ち着くことがあまりないため、振れが一定でかつ小さくなったらその中央値を読む方が、現実的だからです。一定になるまではものすごく時間がかかり、かつ測定中に空中の酸素が溶け込むため、正確な値が把握できず、いつまでたっても測定値が得られないからです。その点、固定法は安定していますが、その場で値が得られないことがデメリットです。
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赤石維衆
2021年10月19日
In 技術フォーラム
嫌気、好気は、水処理や水環境において、水中に溶けている酸素が、少ないか多いかの言葉です。少ないと嫌気といい、多いと好気といいます。一般に生物は、微生物も含めて酸素の中で生存できるので、好気の方がいいイメージで使われます。 水中の酸素量は、溶存酸素量(DO)という指標が使われています。これは、下水道のような水処理や、河川・湖沼のような水環境も同じ指標を用います。概ね25℃程度の水温で、酸素は約8mg/L溶けます。これを飽和酸素量といいます。嫌気は明確な基準はありませんが、約2mg/Lを下回ると嫌気だね~ということが多いです。下水道や浄化槽では1mg/Lのこともありますが、いずれにしてもそのあたりになると、嫌気になっていて、水をきれいにする微生物の生育が悪くなります。尤も嫌気状態でしか作用しない浄化もありますが、これは別稿に譲ります。逆に好気は水処理にとってはいいのですが、水環境、特に湖沼ではそうも言えません。これは過飽和状態、概ね約10mg/L以上になるということは、水中の植物プランクトンが酸素を吐き出していると言えるからです。つまり、植物プランクトン、特にアオコが大量に発生すると過飽和になります。 このようにDOは水の状態を把握するのによく使われる指標です。別稿ではより詳しくみていきましょう。
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赤石維衆
2021年10月18日
In メインフォーラム
私も2~30歳は悩みが多かったです。転機は阪神大震災の経験を基に、バイオ専攻から水技術者になったこと。それとこれが大きい。29歳で青年海外協力隊に参加したことです。 派遣前に3か月、違う国、違う職種の人と研修所で共同生活、そして言葉も通じない途上国へ派遣。劇的に性格ほか変わりましたね。みなさんも悩んで死にそうな思いをするなら、劇薬ですが、お試しあれ。 合わなけば、途中で辞めて帰国すればいいし、現に、何割かはいます。食があわない、人があわない、など理由は多いです。 何も2年貫徹しなければならない、という法律はありません。気軽な気持ちで応募すればいいのです。私の場合も、カンボジアという当時イメージが悪い国だったので、母は反対しましたが、父は最終的には賛成してくれました。 いく前後では、こうも考え方が変わるのか、というくらい変わりました。悩んでいたことがアホらしく感じますよ。 カンボジア語で、アッパニハー(問題ない、気楽にいこう)は座右の銘になりました。ちなみにタイ語ではマイペンライ、ラオス語ではボーペンニャンといいます。
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赤石維衆
2021年10月18日
In 技術フォーラム
下水道や浄化槽では、汚れ(有機物)の除去に微生物を使うと言われています。しかし、どうやって除去するのでしょう。そもそも除去とはなんぞや、というところがあります。 この場合の除去は、摂食のことと考えてもいいです。でも微生物には口がありません(一部除く)。 ラッパ虫のように口らしきものがあれば、そこから有機物を取り込みますが、大半はありません。 この場合、細胞膜の外に分解酵素を分泌します。これにより、有機物が分解され、より低分子の有機物になります。 これを細胞膜を浸透させて細胞に取り入れます。この際に使われる方法は、能動輸送システムと言って、たんぱく質に有機物を吸着させ、回転扉の要領で細胞内にくるっと取り込むのです。こうやって取り込んだ有機物は、細胞内酵素により、エネルギー物質ATP生成に利用され、分解産物の水とCO2は細胞外に排出されるという仕組みです。 このようにミクロから水処理を考えると、微生物がとひとくくりにはできず、より詳細な現象が見えて、管理も細かくできます。水処理技術者はこのようなミクロの視点も、考えてみてください(大半の書籍はマクロ視点ですので、本HPの技術情報コーナーでも提供してまいります)。
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赤石維衆
2021年10月18日
In 技術フォーラム
みなさんは排水をきれいにする方法といえば、何を思い浮かべますか?やっぱり下水道でしょう。 みなさんが流した排水(トイレ、お風呂、炊事、洗濯など)は、道路の下の排水管を伝って、下水処理場に行きます。 下水処理場では、まず、砂など大きくて重い汚れ分を沈殿させます。次に、空気を吹かした槽に排水を入れます。空気により、微生物が生育、増殖し、この微生物に汚れ分を摂食、分解させます。つまり、汚れ分を微生物に吸収させると言ってもいいかもしれません。最後にこの微生物のかたまりを沈殿除去して、消毒の上、放流します。 しかし、農村には下水道がありません。でも水洗便所は使いたい!という人は、家に浄化槽を設置します。浄化槽は、ミニ下水道というべきもので、処理の系統も下水道とほぼ同じです。つまり、微生物の力で汚れ分をとってやるのです。 日本は都市部の下水道整備はほとんど終わりましたが、財政難ということもあって、地方や農村部では普及が遅いです。 こういうところは浄化槽が普及しています。例えば、駐車場の下に浄化槽を入れるだけで、水洗トイレを使うことができます。 下水道と浄化槽が排水をきれいにする2輪ですが、途上国ではこれらが大幅に遅れているので、コレラや赤痢が蔓延して、体力のない子供が重体や死んでしまうことがあります。 本HPの事業の目的の一つは、こういったことを減らすために浄化槽普及事業をやろう、というのがあります。 幸いなことに、私は技術士であり、中でも浄化槽は専門です。 簡易な浄化槽を作ろうとアイデアを考えている最中です。
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赤石維衆
2021年10月16日
In メインフォーラム
村落とは村落開発普及員のことです。 社会経験もあまりない、若い青年に、技術指導をしろ、と言ってもできないですよね。 でも、協力隊員になって、地元に貢献したい、という青年は多いと思います。 そういう人向け、といっては何ですが、比較的若い20代前半のやる気ある人向けの職種が村落です。 私のように社会に出て、それなりの技術をもった人は、技術職で行くことが多いですが、比較的年齢が立っています。私も29歳で行きましたが、カンボジア班では3番目に年食っていました。ですので、技術系は比較的体力がない人間(村落と比べてですよ、あくまで)が多かったです。 しかし、この村落は、協力隊を代表する職種、ポスターなどで現地で汚れながら、現地の人と共同生活を送る、というものを見ますが、これが村落です。ですから、若い人が多いのですが、村落は別格扱いでした。我々技術者からみると、『すごい』の一言につきます。バイティリティーがすごく要求されます。何がいいたいかというと、若い社会経験がない、少ない人でもやる気があれば、こなせる職種があるということです。 技術がないから、といって諦めないで下さい。 私も村落経験者ははっきりいって、尊敬します。キングオブ協力隊ですね。需要も多いので、チャンスは高いです。その代わり、生半可な気持ちでは務まりません。
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赤石維衆
2021年10月16日
In メインフォーラム
協力隊試験に合格して、行くことを了承すると、研修に入ります。私は、会社では、水質解析、予測計算をやっていましたが、求められているのは水質分析の指導だったので、事前に2週間ほど、研修しろといわれました。私の場合は、福岡市水道局で、浄水場と中央試験所で分析研修しました。 これが終わると、JICAの研修に入ります。研修といえば、これのことです。派遣国によって、福島の二本松研修所、長野の駒ケ根研修所と東京の研修所ですが、前2つがメインで、カンボジアは二本松でした。ここではあいうえお順に前から15名程度が1班になります。私は1班でしたが、派遣国も職種もばらばらの仲間が3か月共同生活を送りながら研修します。シリア、フィリピン、ジンバブエ、ベトナムなどで、職種も、テニスコーチ、生態調査指導、音楽、コンピュータ技師など様々でした。ここではメインは語学研修で、語学棟に入ると日本語禁止、同じ派遣国には派遣国言語、違う派遣国同士は英語という決まりでした。カンボジアは10人派遣だったので、2班にわかれ、私の先生は、チン・セター先生でした。教え方がうまく、3か月の研修後には、中学2~3年の英語なみになっていました。ここで一旦家に戻り、少したって、空港に集合して、自分らで派遣国に行きます。前日はバンコクまで、ラオス隊員と一緒だったので、ラオス隊員と屋台で飲みました。翌日にプノンペン空港に行くと、JICA現地職員が迎えに来ていて、現地でも3週間ほど、現地の先生に語学研修を受けて、各派遣職場に赴任するという流れでした。この隊員仲間の一部は今でもつながりがあり、なかった隊員経験者(OV)のページをフェイスブックに作りました。懐かしい仲間が、派遣時期も違うのですが、会するのは懐かしいです。なんとここでは一面識もない、前任者とも会うことができました。 研修はきついけど、これもまたいい思い出になります。 悩める青年諸氏もこれを試してはどうですか?正直言って、すべてただ。国が青年諸氏に用意してくれた精神薬みたいなものです。劇薬だけど、悩むくらいならやってみればいいのです。
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赤石維衆
2021年10月15日
In メインフォーラム
写真はいわき駅の跨線橋からホームを眺めたものです。 私は兵庫県出身ですが、高校の時に父の転勤の関係で、ここいわきに来ました。当時は平駅でした。初めて平駅を降りて、街に繰り出しました。平田町(たいらたまち)に行きたかったのですが、『ひらたちょう』と呼んでしまい、聞いた人が?でした。当時の駅ビルには、ヤンヤンというショップが入っていて、ヤンヤンステーションって地元では言われていました。大学で帰省するときも、岡山駅で平駅と言ってもわからないので、『福島県の常磐線の平駅まで』と言っていました。当時も今も上野から、スーパーひたちという特急が出ています。約2.5時間で着いていたと記憶しています。しばらくして、平ではマイナーなので、市を代表する駅としていわきに名前が変わりました。常磐線もここで大きく南北に分かれます。上野を出た普通電車はほとんどが平止まりでした。特急は半々だったと思います。半分は仙台まで行っていました。上野仙台のちょうど中間でした。ここから、県中央部の郡山まで、磐越東線がでていました。私の母校、磐城高校の近くを通っていました。 東日本大震災後にここに久々に降り立ちました。別稿にゆずります。
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赤石維衆
2021年10月15日
In 技術フォーラム
最近ではめっきり減りましたが、一時期、植物による河川水の浄化が叫ばれ、各地に設備ができました。シュロガヤツリ、ショウブ、クレソン、セリなどの植物が浄化効果があるとして、河川水を分岐した水路によく植えられたものです。 これらのうたい文句は、植物に富栄養化の窒素、リンを吸収させるというものですが、残念ながら、植物による吸収は全体の数%にすぎません。10~30%くらい除去できますが、大半は植物に有機物質が絡まって除去されています。この有機物質の中の窒素、リンが結果的に除去されているというわけです。 ですから、植物でなくても杭などでも十分代用ができ、実際そうしている河川もあります。 植物を植えるメリットは、見た目がよいこと、クレソンなどは回収して食用にできることですが、デメリットとしては必ず回収が必要で、ほったらかしにすると、腐った植物から窒素、リンが溶出し、水質が悪化します。これでは意味がありませんね。植物を水質浄化に用いる場合は、回収まで考えないといけません。湖沼における利用は別稿で述べます。
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赤石維衆
2021年10月14日
In メインフォーラム
写真はカンボジアのトイレとそれにつながる便槽です。 川の横にありますので、当然川にもシミ出ています。 当然ながらカンボジアの農村には下水道がありません。 隊員だった当時、首都のプノンペンでも下水道はあっても処理場はありませんでした。トンレサップ川や郊外の沼地に放流していました。特に沼地は放流口に大きな泡のお化けが出現して、びっくりしたのを記憶しています。ですから、当然、農村には下水を処理するものはなく、川など環境に放流しています。このため、衛生病原がまん延しやすく、子供の死亡率を上げています。私が本事業をやる理由の目的の一つが、こういった場所に、格安で設置が容易な浄化槽を開発して、製造・普及させる事業をやることです。技術的には専門ですし、技術士でもあります。現在、関連特許を申請中です。この事業で資金とノウハウをためて、近いうちにしようと思っています。 このことが、途上国の子供を救い、日本の子供と交流することでお互いを思いやったり、日本の子供にいい刺激を与えると考えています。応援よろしくお願いします。
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赤石維衆

赤石維衆

その他